ドラマ30 ドラマ30『銭湯の娘!?』公式サイト 2006年1月30日(月)スタート / 放送終了



あらすじ


■第41話 3月27日(月)
ユメの突然のプロポーズに驚いたススムの返事は「ダメだ。…無理」。
予想外に断られてしまったユメは大ショック。事の顛末を見ていた六郎は「大事な娘を泣かせたお仕置きだ!」とススムを物干しに閉じ込めてしまう。そんななかスカーレットの麗子が「離婚する!」と家出してきた。諸々の騒ぎに駆けつけた美鈴は、プロポーズの話を聞いてススムを責め、その煮え切らない態度に呆れ返る。ユメと一緒に従業員部屋に泊まることになった麗子は「今のままだって何も変わらない」と慰めるが…。
翌朝、六郎はススムを表に出しっぱなしだと気づき慌てて物干しへ。やっと家に入れてもらえたススムだがまだぐずぐずと煮え切らない。痺れを切らした六郎は「こんなダメダメの息子の代わりに俺がユメと結婚する!」とまで言い出す始末。ススムと六郎のくだらない喧嘩のなか、ユメは吹っ切れた顔でやっと出てきた。「今までどおりならいいんだよな?兄ちゃん!」と言うユメに「…お、おう」と答えてしまうススム。見つめる一同はガックリで……。


■第42話 3月28日(火)
煮え切らない態度を美鈴に問い詰められ、「男として自信がない。段階を踏まないと…」と答えるススム。しかし、「じゃあ、段階を踏めば?」とあっさり言われてしまう。ススムはその言葉に意を決してユメにキスしようとするもののタイミングがつかめない…。
一方、デビューCDを持って帰ってきたアユムは、夏子に「好きだ」と告白した。そんなアユムに夏子は思い出が欲しいとお願いする。
ユメに告白しようとしてもタイミングを逃し続けるススム。それを見ていた六郎は、ススムに女性経験はおろかキスの経験もないことを知り、それを気にしていることに呆れ返る。
夜食の時間。「ほっとけ」という六郎の代わりにススムを呼びにいったユメ。だが、ススムはベッドに横たわったまま…。その熱の高さにびっくりして「ススム!ススム!」と呼び続けるユメだが…。


■第43話 3月29日(水)
ススムの高熱に気が動転してしまったユメ。「ただの風邪だ」と言う六郎に、「風邪を馬鹿にするな!」と必死。心配するユメを見て、六郎とマリアは風邪の特効漢方薬“チャン・リー・スペシャル”を作り始めた。その薬が効いて動けるようになり仕事に出ようとするススム。しかしユメは、安静にするよう懇願し、自分の母は風邪と思い肺炎をこじらせて死んでしまったと打ち明ける。「どんなに好きでも死んじゃったらお終いなんだよ!ススムが好きなんだ!」と涙ぐむユメに、ススムは今までの想いを打ち明ける。素直になれたススムはやっとユメにキスすることができた。でもそのキスは“チャン・リー・スペシャル”味で…。
翌日ユメは、ススムの風邪がうつってしまい寝込んでしまう。その理由を推測してからかう家族たちを前にススムは「風邪が治ったら結婚しような」と改めてプロポーズ。やっとのハッピーエンドに喜ぶ家族たちだが、六郎だけは「ユメが娘じゃなくて嫁になるなんてイヤだ!!」と突然怒り出し…。

■第44話 3月30日(木)
1ヵ月後。真中家は明日の結婚式の準備で大忙し。しかし、六郎はユメが“嫁”になるということへの抵抗感がぬぐえない。そんななか夏子が六郎の部屋で『真中六郎・夢の設計図』と書かれた絵を見つけたが、「誰にも言うな」と口止めされる。
ウェディングドレスを見ながら感慨にふけるユメと夏子。そこへ、結婚式に出席するためオッチャンとひな子が帰ってきた。ひな子の希望と六郎の強い勧めでススムとユメとひな子は川の字で寝ることになった。「今まで他人でも娘同然だったのに、籍に入ったとたん娘じゃなくなるみたいで…」と不安がるユメだが、ススムに「何も変わらないよ」と言われて安心して眠りについた。
結婚式当日。やってきた岬はユメとススムを祝福するものの「娘の父親としては式に出られない」と立ち去った。一方の六郎は、ユメからの“父への挨拶”を聞き、ついに我慢の限界とススムのもとへ。
お前を一発殴らせろ!ユメを必ず幸せにしろ!


■第45話 3月31日(金)
六郎の司会で、結婚式が始まった。皆から祝いの言葉が二人に送られ、最後はアユムから歌のプレゼント。その場でアユムは「俺、なっちゃんと結婚します!」と発表する。なんと夏子は妊娠していたのだ。びっくりしながらも「足手まといにはなれない」と断る夏子に「男は守るものがあるから強くなれるんだ」と言うアユム。二人も結婚することが決まり、会場は二重の喜びに沸いた。しかし六郎は歌が終わるや否や逃げ出そうとする。そんな六郎に今までのお礼を述べて「楽の湯の嫁になります」と挨拶するユメ。しかしそれを聞いて六郎は「嫌だ!」と突っぱねる。「ユメが嫁だなんて、そんなバカな話があるか!誰がなんと言おうと俺はお前のオヤジだ!
「ユメは俺の娘だ!」
その夜、またもや六郎が消えた。書置きとともに残されたのは隅に小さく「本店」と染め抜かれた楽の湯の暖簾。なんと今までの暖簾はなくなっているという。夏子から、実は六郎はユメの住んでいた町に銭湯を出すつもりだと知らされた皆は、六郎の夢をそっと見守ることに決めた。オッチャンはやはり楽の湯で働きたいと残ることになり、みんなで楽の湯を盛り立てていこうと気勢を上げる一同。
そして一月後――。


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