あらすじ
平和な日常を送る大学生の西木果衣(小野恵令奈)と姉の理久(川島海荷)。ある日、そんな2人の人生が暗転する。なんと、父親・久利(ダンカン)が強盗殺人容疑で逮捕されたのだ。警察の家宅捜索が始まり、周囲からの風当たりが強くなると、2人は事の大きさに気づき始める。
そんな最中、「あなたたちを救いたい」という謎の女弁護士・麗(三津谷葉子)が現れる。「強盗罪で盗まれたお金は、その親族、関係者が支払う義務があるの。ひとまずお父さんが盗んだ会社のお金1億円を早急に返さなきゃならない」。追い込まれる果衣たちに、麗はひとつの提案をする。「この4人の犯罪者を捕まえてくれたら、一億円を寄付するわ」。そのお金は、公的なものではなく、遺族や関係者から極秘に提示された報奨金だという。「いま、自分たちが生き延びるには、これしかない・・・」。こうして姉妹は、恐らく史上最年少の「賞金稼ぎ」となった。
1人目のターゲットは、放火殺人の容疑がかかっている逃亡者。遺族からは2000万円の懸賞金がかけられていた。容疑者の関係者に片っ端からあたり、真相を紐解いて行く果衣と理久。なぜ、犯人は逃亡を続けられるのか?関係者の遺体が新たに発見され、事件は驚くべき展開を見せる――。