2024年06月26日(水)公開
乾麺の「うどん」ひたすら試してランキング コンビニ&スーパーで買える名品ゾクゾク! さぬき・稲庭・五島... うどん県民が選んだ"レジェンド職人"が唸った1位は!【MBSサタデープラス(サタプラ)】
編集部セレクト
世の中のありとあらゆるものを忖度なしに検証し、独自ランキングを紹介するMBS「サタデープラス」の『ひたすら試してランキング』。MBS清水麻椰アナウンサーが乾麺の「うどん」を徹底調査。ひたすら試してわかった、“サタプラ的おすすめベスト5”を発表した。
うどん県民が選んだレジェンド職人「乾麺はより小麦のおいしさが楽しめる」
今回は、スーパーやコンビニで買える乾麺タイプの「うどん」14種類を比較。チェックポイントは、①調理スピード ②コストパフォーマンス ③そのままの味 ④冷たい味 ⑤あたたかい味 の5項目で、各項目10点満点の合計点で総合ランキングを決定した。
審査には、“うどん県”こと香川県の丸亀市にある大人気店「純手打うどん よしや」の店主であり、うどん県民が選ぶ「うどん総選挙2017」で1位に輝いたレジェンド・山下義高さんが協力。山下さんによると、冷凍うどんはゆでた後の麺を凍らせていて、乾麺よりも歯ごたえが感じられるそう。一方、ゆでる前の麺である乾麺は主に小麦粉・塩・水だけで製造されているものが多く、添加物が少ないため、より小麦本来のおいしさが楽しめるという。
忖度なしにひたすら「うどん」を徹底調査。買って失敗しない、おすすめベスト5とは!?
5位は、だしに負けない麺の風味 「あたたかい味」で高得点
第5位は、ますだ製麺の『五島手延うどん』(税込330円 ※番組調べ)。
日本三大うどんといわれる五島うどんは、椿油を使用して、1本1本手で伸ばした細麺。切れにくい強いコシが特徴だ。細麺ながらしっかりとしたモチモチ感があり、山下さんもだしに負けない麺の風味を評価。特に、天ぷらうどんにして比較した「あたたかい味」が好評で、山下さんは「とろろこんぶを入れてみたら」とアレンジを提案した。
4位は、コンビニで買えるコスパ良好の一品はプロも驚くレベルの高さ
第4位は、ファミリーマートの『コシを楽しむうどん』(税込195円 ※番組調べ ※沖縄県では価格が異なります)。
讃岐うどんの手打ち技術を研究し、機械化することで安心価格を実現。「コストパフォーマンス」の良さが光るが、「そのままの味」「冷たい味」「あたたかい味」の各部門で高得点を獲得した。味見した山下さんも「優等生ですよね。噛むたびに小麦の味が出てくる感じがいいなと思いました」と、コンビニで買える高いレベルの麺に感心した。
3位は、手打ち風を再現した3種類の不揃いな麺が存在感を発揮
第3位は、はくばくの『糀(こうじ)うどん』(税込356円 ※番組調べ)。
他にはない大きな特徴が、太麺・丸麺・平打ち麺という3種類の不揃いな麺。手打ち風を再現したそんな麺の食感が楽しく、めんつゆにつけて比較した「冷たい味」部門でも、天ぷらうどんにした「あたたかい味」部門でも存在感を発揮した。麺は糀(こうじ)を配合することで、小麦の旨みを引き出している。一部のイオンやECサイトで購入が可能。
2位は、驚異の「調理スピード」かつ、味もパーフェクトで「冷たい味」1位
第2位は、稲庭うどん小川の『稲庭うどん』(税込594円 ※番組調べ)。
日本三大うどんの一つといわれる秋田名産の稲庭うどん。手延べ製法の平たい麺が特徴で、5回も熟成を繰り返しながら、4日間かけて1本1本手作りで仕上げている。「調理スピード」部門では、14種類の平均が約12分50秒だったところ、冷凍うどんに匹敵する速さの2分48秒を記録。さらに、しなやかで弾力のある食感とのどごしの良さも高評価で、清水アナは「噛んだらしっかり弾力がある、のどごしもいい、余韻も最高。こんなにパーフェクトなことありますか!?」と驚愕。「冷たい味」部門でも1位となり、山下さんは夏野菜の揚げ浸しとあわせて、ぶっかけうどんで楽しむことをおすすめした。
1位は、「そのままの味」「あたたかい味」No.1 これぞ「讃岐うどん!」とプロも称賛
そして第1位は、讃岐物産の『うどん県のうどん』(税込367円 ※番組調べ)。
香川県産小麦「さぬきの夢」を100%使用。熟成させた生地をのばして切るという讃岐うどんの伝統的な製法で作り上げたうどんが、「そのままの味」「あたたかい味」で1位、「冷たい味」も10点満点と圧倒的な実力を発揮、総合1位に輝いた。しっかりとコシが残ったツルツルの麺に、山下さんは「食べた瞬間に『讃岐うどん!』と思いましたね」と称賛。清水アナも「小麦の香りがしっかり、コシもしっかり。理想的なうどんですね」と大絶賛した。成城石井や西友などを初めとする全国のスーパーで購入が可能。
山下さんは、家庭でできるおいしいうどんのゆで方も伝授。どれだけ沸騰している状態をキープできるかがポイントだそうで、水は麺の10倍以上の量を用意。さし水はNGで、麺はあまり触らず沸騰したお湯で踊らせるのがよいのだそう。最後は氷水ではなく、流水でしめると麺がかたくなりすぎないという。実は手間いらずで、小麦の味が堪能できる乾麺うどん。家庭でもさまざまな商品やアレンジで、食べ比べてみてはいかがだろうか。
(MBS/TBS系「サタデープラス」2024年6月22日(土)あさ7時59分~放送より ※掲載した価格は取材時点のものです)
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