阪神・淡路大震災から30年。街は着実に復興した。再開発の失敗も成功も含めて。
しかし神戸市からの人口流出は留まらず、地震を経験していない世代も増えた。
2019年にMBSに入社した清水麻椰もその一人だ。1995年12月神戸市生まれ。
両親が当時住んでいた長田区の自宅は半壊、子どもの時から地震の話を聞きながら育ったという。神戸を愛する思いは強い。
東日本大震災、能登地震、そのほかにも大きな災害に見舞われ続けている日本。
この間、報道は発災直後に被害を伝えるのではなく、避難を強く呼びかけるように変わった。
30年前、MBSはどのように地震について報じたのか、清水は当時の記者やカメラマンに話を聞いた。取材クルーが被災地で出会った人たちにも30年前と今の思いに耳を傾けた。
地震を知らず、災害報道を経験していない自分に何ができるのか、考え続けた思いを番組で伝える。
神戸生まれ、震災を知らない~30年前の報道と今~
2025年1月26日(日)放送
5月25日(日) あさ 5時00分放送

歪んだ正義(仮)
番組について
真夜中のドキュメンタリズムから黎明のドキュメントへ
映像’25は4月からあさ5時の放送に変わります
映像’25は1980年4月に放送を開始した関西初のローカル・ドキュメンタリーです。
月1回、深夜の放送から日曜あさに移動し再放送やネット配信も充実させながらテレビドキュメンタリーの発信を続けていきます。