■2023年12月12日

門真市立沖小学校

講師:松澤良治(総務局総務部)、水野大輔(コンプライアンス局広報部)
 参加者:小学5年生59人
門真市での午後です。
沖小学校に伺いました。

図書室が授業の会場です。
5時間目の授業は、「ニュースが放送されるまで」についてです。

記者とカメラマン、カメラアシスタントがワンチームとなって、現場に取材に向かいます。
記者は原稿を執筆して本社に送信、カメラマンは撮影した映像を本社に伝送。
本社では、キャッチャーという役割の記者と映像編集担当者が、
原稿と映像を1分などの尺に整え、
その原稿をデスクとアナウンサーがチェックして、
ようやくニュースとして放送されます。

ひとつのニュースが、
何人もの目でチェックされている流れを知ってもらいました。



続いては、アナウンサー体験です。
実際に放送したニュース映像に合わせて、ナレーション原稿を読んでもらいます。

ナレーション、映像の音声生かし、ナレ―ション、その繰り返しですが、
タイミングを合わせるのが、なかなか難しいんです。

が…、みんな、たくさん練習してくれたんでしょうね、上手く読んでくれました!



そして、6時間目は、
松澤講師による「海外特派員と報道カメラマン」のお話です。
フィリピンとインドネシアを拠点に、数多くの現場を取材してきた松澤講師。

実は、紛争地や災害地などの現場に「入る」こと、現場から「出る」ことが、
いかに難しいかということを、体験をもとに説明しました。
「それでも、必ず現場に行くんです。
 でないと、そこで何が起きているかがわからない、
 悲惨な状況になっていても、それを誰かが伝えなければ、
 誰も助けの手を差し伸べようはしない」
という報道の使命について語りました。

児童の皆さん、先生方、長時間ありがとうございました!

MBS出張授業

「MBS出張授業」は、当社がCSR活動の一環として、2011年から近畿各地の小学校で実施しているものです。小学5年の社会科の単元「情報とくらしのかかわり」における「放送局の働き」について理解を深めていただくため、報道記者やディレクターなど番組制作経験豊富な社員が講師となって、皆さんの学校にお邪魔し授業を行います。