2021年4月30日
株式会社毎日放送
第58回ギャラクシー賞 「映像’20」が入賞
放送批評懇談会による第58回ギャラクシー賞において、去年11月29日に放送した当社のテレビドキュメンタリー『映像’20 映像シリーズ40年 ~関西発・真夜中のドキュメンタリズム~』が入賞しました。6月2日(水) に行われる贈賞式で大賞、優秀賞、選奨のいずれかに選出される予定です。また、今年2月28日放送の『映像’21 新発見の価値 ~研究の対価を問う理由~』も奨励賞を受賞しました。入賞作の概要は以下の通りです。
■映像’20 映像シリーズ40年 ~関西発・真夜中のドキュメンタリズム~
放送日時: 2020年11月29日(日) 24:50~25:50
ディレクター: 津村健夫(報道情報局編集部)
プロデューサー:奥田雅治(報道情報局編集部)
※放送時の所属はいずれも報道局ドキュメンタリー報道部
1980年4月に「映像80」としてスタートした「映像シリーズ」。戦争、障害、病気、差別、労働、教育、外国人、貧困・格差、えん罪など、さまざまなジャンルで、40年にわたり、人や社会のありようを映像に切り取って、視聴者に伝え、問いかけてきた。
視聴者からは「いい番組だから、人が起きている時間に放送してほしい」とよく言われる。なぜ、真夜中の放送なのか…?商業主義や視聴率の影響もあるだろう。そこに、テレビジャーナリズムの後退を見て取る向きもある。いまテレビ業界において、報道ドキュメンタリー番組の位置づけは、どのようなものなのか。局の編成担当者、広告代理店やメディア研究家に話を聞く。
また、東日本大震災、新型コロナウィルスの感染拡大など、最近10年間だけでも世界史に残るような、大きな出来事が起きている。その度に「映像シリーズ」は現場に足を運び、関西ローカルの視点から番組を制作し、放送してきた。中央集権化したテレビ産業の中での、ローカル・ドキュメンタリー番組のあり方、作り続ける意味について、関西や他エリアのドキュメンタリー番組制作者にも話を聞く。
さらに、過去に放送した番組の数々をダイジェストで紹介。「なぜ、番組が40年も続いているのか…?」という素朴な疑問を振り出しにして、「関西発・真夜中のドキュメンタリズム」の素顔を明らかにしていく。
以上
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株式会社毎日放送 広報部