長引くコロナ禍で、おうちで本を読む時間も増えたのではないでしょうか。
9月30日(木)で緊急事態宣言が解除され、京都府下の施設も営業が再開します。
休園中だった京都府立植物園も、10月1日(金)より開園されることになりました。
「読書の秋」にちなみ、園内にある「平安の郷 こども文庫 きのこの家」をご紹介します。
「きのこ文庫」とよばれる屋外型の図書館で、白い扉を開くと絵本や児童書がいっぱい!
メルヘンな空間で、季節の植物に囲まれながら本に親しめる、園内の人気スポットです。
「きのこの家」には、消毒液がセットされた、小さな「きのこの家」も誕生しています。
まるで親子のキノコのようで、なんとも微笑ましいと思いませんか?
この秋、「きのこ文庫」に親子連れの姿も戻ってきそうですね。
もちろん、大人もベンチに座って閲覧することができますよ。
現在、園内では「ミズアオイ」や秋の七草のひとつ「フジバカマ」などが見ごろを迎えています。
京都府内ではミズアオイは絶滅寸前種、フジバカマも以前は絶滅したと考えられていたとか。
フジバカマは20年ほど前に西京区の大原野で発見され、現在は京都で大切に育てられています。
花の香りに誘われてやってくるチョウ「アサギマダラ」の姿も見られるかもしれません。
また、現在、園内では秋の花の代表格である「コスモス」も20品種が植栽されています。
これから少しずつ咲き始め、見ごろは10月中旬から11月下旬ごろだとか。
24万平方メートルの広大な敷地を誇る、京都府立植物園。
「お出かけしたいけれど、人混みは避けたい」という人にもおすすめのスポットです。
マスクの着用や手指の消毒など、感染症対策を万全にお出かけくださいね。
京都府立植物園(きょうとふりつしょくぶつえん)
京都市左京区下鴨半木町
地下鉄北山駅から徒歩すぐ
秋色に染まる京都御苑「森の文庫」 はこちら