BLOGまち歩き2020.10.30

鳥と神社② 黄色いアヒルが出現中の粟田神社

先日の「きょうのちしん」で、クジャクのいる田中神社をご紹介しました。

今回ご紹介する東山の粟田神社には、境内の手水鉢にアヒルがいます。

アヒルといっても、本物のアヒルが泳いでいるのではありません。

お風呂に浮かべて遊ぶ、あのおもちゃの黄色いアヒルです。

小さなサイズのアヒルがたくさん浮かんでいて、遠目からは黄色い花が咲いているよう。

もともと手水鉢の番をしていた龍も、今やアヒルの子守番をしているかのように見えます。

アヒルの手水鉢は粟田神社の氏子さんが提案されたものだそうで、SNSなどで話題沸騰中。

アヒルたちが汚れるまで浮かべる予定とのことなので、気になる人はお早めに参拝してくださいね。

粟田神社_リサイズ2.jpg

また、粟田神社の境内は比叡山や愛宕山など北山を見渡せる展望スポットでもあります。

10月の「粟田祭」でも知られ、例年、神幸祭の前夜に「世渡り神事」が行われます。

世渡り神事では、燈篭で作られた大燈呂(山車)が巡行する「粟田大燈呂」が名物。

2020年は規模を縮小して開催され、大燈呂も例年の半分ほどのサイズだったとか。

現在、境内の能舞台に大燈呂が展示されているので、粟田祭の雰囲気を味わってみてはいかが?


粟田神社(あわたじんじゃ)
京都市東山区粟田口鍛冶町1
地下鉄東山駅から東へ徒歩7分


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