先日の「きょうのちしん」でご紹介した、須賀神社の「懸想文売り」。
美しくなれる、縁談が舞い込むといったご利益があるとされる、節分の風俗行事です。
京都には、美容や縁結びにご利益のある社寺も数多くあります。
そのなかから、今回は五条坂の途中にある「若宮八幡宮社」をご紹介します。
御祭神は、八幡神の主神である応神天皇と、父の仲哀天皇、母の神功皇后。
神功皇后は、子育てや安産の神様としても知られる美貌の持ち主といわれています。
本殿の脇に姿見が設置されているので、参拝前に全身をチェックすることもできますよ。
鏡といえば、こちらで授与される「美の鏡御守り」はコンパクト鏡になっているのがユニーク。
職人さんの手づくりという「勝運 勝ち守」も、本格的な石の台座に御神鏡がついています。
参詣できない人のために、授与品の発送も受け付けられているとか。
詳細は、若宮八幡宮社の公式ウェブサイトで確認してください。
昭和期に、陶祖神の椎根津彦命(しいねつひこのみこと)が合祀。
そのことから「陶器神社」ともよばれています。
若宮八幡宮社のある五条坂といえば、清水焼発祥の地。
一帯には陶磁器店が立ち並び、京焼・清水焼専門店の「京都陶稚會陳列所」もあります。
女性のあこがれである「陶器のような肌に」という願いもかなえてくれるかもしれません。
若宮八幡宮社(わかみやはちまんぐうしゃ)
京都市東山区五条橋東五丁目480
市バス停五条坂下車、西へ徒歩5分
https://wakamiya-hachimangu.jp/
今年の節分は2月2日① 須賀神社「懸想文売り」 はこちら