2月22日は「猫の日」。
京都の喫茶店やカフェなどで、「看板猫」が出迎えてくれることがありますよね。
ほどよい距離感をキープする猫たちは、この時代の象徴ともいえる気がします。
また、道を歩いているときに思わぬ出会いが待っていることも。
先日、西陣で出会ったのが「京のやど 卯乃花(うのはな)」の看板猫です。
御前(おんまえ)通の仁和寺(にんなじ)街道を下がった、閑静な住宅街にある小さなお宿の窓辺。
季節のしつらえに溶け込む、まさに招き猫のようなたたずまいに、しばし見とれてしまいました。
もちろん、常にここに座っているわけではなく、運がよければ出会えるというレアな姿。
この日はポカポカ陽気だったので、ひなたぼっこを楽しんでいたのかもしれません。
さりげなく敷かれた毛布から、お宿の方の温かさと丁寧な仕事ぶりも伝わってくるようです。
かわいい看板猫と、やさしいご夫婦が迎えてくれる「京のやど 卯乃花(うのはな)」。
心のこもったおもてなしや朝食にリピーターも多いという、アットホームなお宿です。
清潔で感染症対策も行き届き、女性ひとりでも安心して宿泊できるのもうれしいですね。
気がねなく旅行できるときが来たら、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
西陣は、世界に誇る京都の伝統工芸「西陣織」の産地。
耳を澄ませば、路地から機織りの音が聞こえてくる、昔ながらのまち並みが残っています。
隠れた名刹や史跡、穴場スポットも多く、自分だけの京都を見つけることができそうです。
路上で出会う猫たちの多くは、ソーシャルディスタンスがバッチリ。
(写真は祇園・白川の狸橋で早朝に出会った猫さんです)
猫たちにとっても、のびのびと暮らしやすい京都のまちでありますように。
京のやど 卯乃花(きょうのやど うのはな)
京都市上京区御前通仁和寺街道下ル下竪町188
市バス停北野天満宮前、または大将軍下車、徒歩6分