BLOGまち歩き2021.05.09

三哲通の今を求めて

京都の中心部を東西に走る通り。

なかでもよく知られているのが、丸太町や三条、四条などのメインストリートですよね。

「まるたけえびす」の通り名の歌を覚えることで、中心部の通りを歩きやすくなります。

ただ、この通り名の歌は古くからあるので、五条より南の通りは現在とは異なる場合も。

たとえば「三哲(さんてつ)」は、現在の「塩小路」通のことだとか。

京都駅の北側、京都タワーを望む大きな通りで、駅ビルなどが建ち並んでいます。

塩小路通は知っていても、三哲通は聞いたことがないという人が多いかもしれませんね。

三哲通_リサイズ2.jpgJRバスの停留所名だった「三哲」は、20203月「下京区総合庁舎前」に改称。

京都のまちで、三哲の名前がすっかり影をひそめてしまいました。

先述の通り名の歌にしても、三哲の部分が異なっているバージョンもあるようです。

地図上では、堀川通の西側、岩上通から大宮通の細い道は三哲通として記されています。

じつは、三哲通(塩小路通)には、通り名の由来になったとされるお寺が建っています。

そのお寺については、次回の「きょうのちしん」でご紹介したいと思います。

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