里山の食
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BLOGお店
2020.01.17
忘れられない味その①"登喜和のすき焼き"
周山にある黒毛和牛牝牛専門店の登喜和さんのレストランへ行ってきました。以前のブログで登喜和さんの精肉販売についてご紹介しましたが、併設するレストランもあります。レストランでは1,000円ほどのお手頃のメニューから、5,000円ほどのメニューまで食べることが出来ます。実はチラシやリーフレット制作のご依頼をいただきまして、先日お料理の撮影に行ってきました。撮影が始まる前に、登喜和の女将さんが女将さん"撮影終わったら、是非食べてみてくださいね。"私"いいんですか!?是非!!!"撮影はリブロースのすき焼きです。A5かA4の黒毛和牛牝牛のリブロース、美味いに決まっています。撮影中は、いい香りが・・。人参を吊り下げられた馬のように、必死で撮影を終わせました。いざ、いっただきまーす!うおー!!口に入れた瞬間トロけました。これはマジで美味いです。期待を裏切らないどころか、期待以上でした。感動的です。すき焼きは通常のレストランメニューではなく会食メニューなので予約が必要です。価格は200gで5,800円(税サ込み)と破格。京都の街中で食べたら、余裕で10,000円は超えるでしょう。会食は2階のお座敷でプライベートで食べられますので、ご家族でのお祝いなどの集まりにぴったりです。登喜和さんでは、黒毛和牛を一頭買いしているので、この価格で提供できるんだそうです。リーズナブルと言ってもいい値段するので、ちょっとお試しに食べてみたいって方は、ロース焼きしゃぶ定食2200円(税込み)はいかがでしょう。これもかなり美味いです。ポン酢ダレがまた絶妙です。すき焼きの肉だけ食べたい!って人はむしろこっちの方がいいかも。すき焼きの一人鍋も2,200円からあります。こちらは、レストランで食べたれます。1日に約5食の限定品なので、こちらもご予約をお勧めします。美味しかったら、隣の精肉販売でお肉のお土産も買えちゃいますよ。贈答用のものから、日常で使えるリーズナブルな切り落としまであります。こちらは贈答用 500g(約3人前) 9,000円〜 (配達可能。クール宅急便60サイズで送料は1,150円〜1,260円)正直、家で食べるなら、値段の安い切り落としで十分です。いや、十分以上。めちゃくちゃ美味しいです。タイミングが良ければセールしているので、レストランに行かれたら、是非精肉販売の方も覗いてみてください。年末は、贈答品のすき焼き用のお肉はかなり早めに予約しないと売り切れてしまうみたいですが、今の時期ならすぐに注文できると思います。あと黒毛和牛牝牛の豆知識ですが、実は黒毛和牛牝牛の油は常温でサラサラの不飽和脂肪酸を豊富に含んでいて、血液をサラサラにして、健康にもいいらしいですよ。和牛でも特に牝牛が不飽和脂肪酸が高いそうです。(私は知りませんでした。)是非一度お試しあれ。忘れられない味です。登喜和さんにはたくさんファンがいて、毎年通ってくださるお客様もいらっしゃるそうです。その気持ち、今の私にはめっちゃわかります。あなたの胃袋を鷲掴みまだまだ美味いものあります登喜和さん、続編を次の記事でご紹介します。---------黒毛和牛牝牛専門店 登喜和〒601-0251 京都府京都市右京区京北周山町上代1周山バスターミナルから徒歩2分。ウッディー京北から徒歩5分。075-852-0014精肉販売 10:30〜19:00 定休日 水曜会食(要予約) 11:30〜17:00 定休日 水曜、木曜レストラン(予約優先) 11:30〜17:00 定休日 水曜、木曜 (ラストオーダー: 16:30)※火曜日のお食事は、前日15:00までの予約のみです。HP: https://wagyuu-tokiwa.jimdofree.com/Instagram: https://www.instagram.com/tokiwa.ayako/Facebook:https://www.facebook.com/keihokutokiwa/
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BLOG里山の食
2019.12.22
冬至は黄色いもので
ちょっと前に12月になったと思ったら、もう冬至。師走は慌ただしくて、あっという間に感じます。これから寒くなるとは思いますが、日照時間がこれから長くなっていくと思うと嬉しいです。昔から冬至には、柚子とかぼちゃを食べますが、みなさんは食べられましたか?我が家では妻が、かぼちゃと柚子の料理を作ってくれました。こちらはかぼちゃの煮付け。こちらは大根と柚子味噌うむ、うまし!柚子もかぼちゃも栄養満点で元気が出ます。そして仕上げは柚子風呂。今年の冬は暖冬ですが、年末は例年並みに冷え込むみたいですね。栄養があるものを食べて、養生して冬を乗り切りましょう!
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2019.12.20
花梨にお願い。
今年の冬は、暖冬なのでしょうか?朝晩はもちろん気温がグッと下がる里山ですが、この冬は12月に入ってからもまだ1度も雪が降っていません。こんな年は珍しいかも。だけど、空気は乾燥しています。そんな時に、おばあちゃんがご近所のお友達から花梨をもらってきてくれました。ちょうど、喉の調子も良くないし、咳も出るので、花梨を加工しようかな?と思っていたら、「これ、食べられると思うで」と、おばあちゃん。皮を剝いてみると固く、香りは爽やかなのですが実も堅いので、ちょっと調べてみました。なになに・・・『硬く、味もとても渋いので生食には適しません。』・・・食べなくてよかったです(笑)。花梨には、様々な薬用成分があるようです。風邪を引いたときの咳やのどの痛みを和らげるのは、有名な話。花梨にはクエン酸・リンゴ酸も多く含まれていて、疲労物質の乳酸を分解するはたらきがあるので、疲労回復に効果があるそうです。ちょうど、ハチミツもあったので、花梨のはちみつ漬けを作ることにしました。準備するものは、花梨(この日は2つ)ハチミツ(500~700gくらい)蓋ができる容器(消毒しておきましょう)お茶の葉を入れるパックまずは、上の写真のように縦半分に切り、種を取り出し、捨てずにおいておきます。次に、花梨を薄めに刻みます。先程取り出した種をお茶の葉パックに入れ、瓶の底に入れます。実は、花梨の種はとても薬効成分が高いそうです。なので、一緒に漬けますよ。そして、この上から、刻んだ花梨を入れていきます。私は花梨、ハチミツ、花梨の順で入れてみました。どんどんハチミツを注いで・・・出来上がりです!ちょっと、ハチミツの量が足りませんが(笑)次の日から、花梨からの水分がどんどん出て3日くらいするとよい感じになりますよ。私は朝、お白湯にいれて飲んでいます。おかげで、喉の調子も良くなりました。花梨が手に入ったら、ぜひ試してみてくださいね。
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BLOG里山の食
2019.12.16
おうちで手作り甘酒
連日の寒さと、師走の忙しさに負けて週末は風邪で寝込んでいました。みなさんは大丈夫でしょうか?風邪をひいた時に私が良く飲むのが甘酒です。甘酒は飲む点滴とも呼ばれていて、体調が優れないとき、健康を維持したいって方にオススメです。いろんな甘酒が販売されていますが、お米と米麹だけで作られた甘酒が体には良さそうです。もちろん味も良いです。既製品でも全然良いのですが、友人にもらった玄米麹が家にあったので、自家製で甘酒を作ってみることにしました。こちらは玄米麹。甘酒は家庭でも簡単に作れますよ。おかゆを作って、そこに米麹を入れて、炊飯器で一晩保温するだけ出来ちゃいます。我が家では薪ストーブの熱を使って作りました。(熱くなり過ぎないように五徳を鍋の下に敷いています。)作る時に注意しないといけないのが、麹菌は60℃で死滅してしまうので、温め過ぎないこと。せっかくの菌がいなくなってしまったら、発酵しないし、栄養価も落ちるしで、いいことないので注意です。ガスコンロで鍋でもできますが、クオリティーを求めるなら炊飯器がオススメです。甘酒を飲んだおかげか、良く寝たから、お陰様で元気になりました。健康って最高です。甘酒ありがとう。最近、腸活って流行っているんですかね?私は本格的に発酵食品で腸活をしようと計画中です。みなさんも、自家製甘酒で腸活いかがでしょう!?
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BLOGお店
2019.12.12
忘年会@MAMA'S AND PAPA'S
会社の忘年会をしようってことで、事務所の近くにあるMAMA'S AND PAPA'Sさんに行ってきました。ここは音楽好きのマスターが運営されていて、ビートルズなど60'sや70'sのロックがかかっていて、心地良いです。MAMA'S AND PAPA'Sさんの看板商品はお好み焼きで、熱々のものが鉄板で頂けます。料金設定がめちゃめちゃ良心的で、豚玉なら一枚500円。破格です。しかも美味いです。お好み焼き以外でも居酒屋メニューも豊富です。値段の秘密が気になったので、マスターに経営について尋ねてみました。私"マスター、この価格で営業って大丈夫なんですか?" マスター"儲けはど返しやで、楽しいからなんとか続けられてるんですわ。最近はお客さんがダーツのチームを作っていて、店が休みの日に集まってダーツをしているんです。京北は若者が集まれる場所が少ないやろ? だから若者が集まれる場を提供してあげたいんですわ。"マスターの心意気、最高です!京北は夜遅くまで開いているお店が少ないのですが、こちらは深夜12時まで営業してくれているので、本当にありがたいです。しかも、個室のカラオケルームも完備しちゃっている。今回の忘年会では、カラオケルームを借りさせてもらいました。そして、ちゃっかり私の家族も会社の忘年会に参加して楽しませてもらいました。余談ですが、二人とも今回がカラオケデビューでした。マスターありがとうございました。音楽好きの方、お好み好きな方、カラオケ好きな方、渋いマスターと話したい方MAMA'S AND PAPA'Sさんいかがでしょう?オススメです!---------MAMA'S AND PAPA'S住所 京都府京都市右京区京北周山町河端2電話 075-852-0951営業時間 16:00 - 24:00定休日 火曜日
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2019.12.04
黒にんにくで元気ぷんぷん
冬の気配がどんどん濃くなってきている今日この頃。私は季節の変わり目には、いつも体調を崩しがちです。みなさんはこの季節の寒暖差や師走の忙しさでどう乗り切っていますか?私は普段から食事などには気を使っていますが、それでも"あれ?ちょっと風邪っぽいかな〜??"と思った時にはいつもお世話になっているものがあります。それは、黒にんにく"うまくろ"です。中身はこんな感じで、真っ黒。黒にんにくは、ニンニクを発酵させたもので、色んな栄養素がニンニクの数倍。食べたら、"うわっ!これは体に絶対良いでしょ!"って思う独特の味。例えるならば、甘みの強い長く発酵したフルーティーな味噌って感じです。ちょっと分かりにくいですかね・・。香りはニンニクとは違う、独特の発酵した香りがします。好みは分かれると思いますが、私はかなり好きな味です。たぶん、ニンニクが苦手な人でも大丈夫かも。私の娘も好きです。ウッディー京北で三つ入り1000円(税込)で販売していますよ。三つで1000円って高いのか安いのかよく分かりませんが、私は風邪薬や栄養ドリンクの代わりに買っているのでかなり安いと思います。みなさんも常備薬の替わりに"黒にんにく"いかがでしょう?かなりオススメです。私はこの季節の変わり目&師走の忙しさを黒にんにくで乗り切ります!
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BLOG里山の食
2019.12.02
プライベート会席ランチat料理旅館"すし米"
京北では平安京造営に使われた木材を古都京都へ供給されてきました。その時代は車なんてありませんから、木材輸送に使われたのが京北から京都へ流れる桂川でした。木材で筏を組んで、筏師さんがその上に乗り、京都まで届けたのです。そんな筏師さんたちも利用していたのが、京北周山の老舗の料理旅館"すし米"さんです。実は、すし米さんからパンフレットの制作のご依頼を頂きまして、先日料理の写真撮影に行ってきました。到着して撮影の準備をしていると、女将の黒川修子さんが早速お料理を運んでくれて、一言。女将「良かったら、撮影終わったら召し上がってくださいね。」私「いいんですか!?是非!あざっす!」まず、観てうまいです。早く食べたいので、ささっと撮影を終わらせていざ、頂きます!!(ちゃんと撮影しましたよ。笑)撮影用に用意していただいた茶室にて、会席弁当を堪能。ううむ、うまし!旬のお料理に舌鼓。静かな場所で一人だけで食べる会席ランチ、最高でした。私は普段食事をするとき、家族や友人、仕事関係の人となどが多く、おしゃべりに夢中になってしまい、食事をないがしろにしがちですが、いつも以上に一口一口をしっかり味わえてすごく気持ちの良い食事ができました。食後は縁側で、コーヒー。お日様にあたって癒されました。いやー美味しいお仕事でした。まさにカメラマンの役得です。会席のお弁当ランチは、お一人様3,000円(税別)〜で、前日までのご予約でご利用いただけます。しかも、お一人様でもOK。もちろん、旅館でもあるので、宿泊も可能ですよ。一泊朝食付きのプランだと、8200円(税別)とかなりお得です。こちらもお一人様でもOKです。なんというおもてなし。水,金、土は旅館内に併設されているバー"Syu's bar"を営業されているので、女将さんのおばんざいをアテに地酒を頂くのもいいですよ。オーダーはドリンク一杯500円、おばんざいは3種盛り500円と、こちらもリーズナブルに楽しめます。syu's barには、たまに私も出没します。(以前にバーの記事を掲載しているので、こちらをチェックしてください。)私は本格的な会席を食べたい!という方にはご予算に応じて、旬のお料理を出していただけますので、そちらもおすすめです。これからの季節は、ぼたん鍋が良いですねー。一人旅やご友人との旅行、みんなで忘年会、幅広くご利用いただけるので、皆さんもいかがでしょう?女将さんが着物でお出迎えしてくれますよー。因みにですが、女将さんはお茶や着付けなどの活動もされていますので、和の文化体験にご興味がある方は、すし米さんに行ったときに確認してみてください。-------料理旅館すし米電話 075-852-0032住所 〒601-0251 京都府京都市右京区京北周山町下ケ市15−2http://www.sushiyone.net/
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BLOG里山の食
2019.11.28
冬瓜鍋いただきます。
先日、仕事の撮影で美山にある企業さんをお伺いしました。撮影が終わって帰ろうとすると、「ご苦労様でした。良かったら、これ持って行ってー。」と、冬瓜をいただきました。田舎ならではのプレゼント嬉しいです。その二日後、家に帰るとキッチンに真っ二つになった冬瓜を発見。ちょっと面白いと思って、娘と撮影会。どうでしょう?? 冬瓜の儀です。献立は"冬瓜鍋"です。冬瓜うまし!口の中でとろけます。これからの季節、鍋は最高ですねー。簡単に作れるし、野菜もたくさん取れてヘルシー。寒いからこそ、温かいものがより楽しめます。心も体もぽっかぽか。皆さんも鍋を食べて、冬を楽しみましょう。