里山の食
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BLOG里山の食
2019.11.26
やきいも やきいも あちちのち
薪ストーブを使う季節、我が家で恒例の楽しみがあります。それは焼き芋です!さつまいもを濡らした新聞で巻いて、アルミホイルで包んだら準備完了。娘だけでも出来ちゃいます。あとは、ストーブの中に入れるだけ。ストーブに入れて15分〜20分ほど待てば、ほくほくの美味しい焼き芋が出来ます。うーん、我ながらいい出来です。(当たり前ですが、取り忘れると黒焦げになるので注意。)部屋を暖めるだけでなく、美味しい焼き芋まで提供してくれる薪ストーブ。寒い冬を楽しく過ごす最高の友です。電気も石油も必要ないので、エコで災害時も使えちゃう。しかも、冬場乾きにくい洗濯物も乾かしてくれるので、これまた便利。なんて優れものなのでしょう。さて薪ストーブさん、次は何を作りましょうか!?
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BLOGお店
2019.11.14
旬と、おススメ。いただきまーす!
寒くなってきましたね。そろそろ、秋もおしまいでしょうか?秋は終盤でも、食欲の秋の終わりを迎えるのは、まだ早い!そんな事を考えながら、今日はお昼もとっくに済んだあたりでお腹の減りも限界を迎えたので(笑)遅い昼休みに、事務所のスタッフとウッディ京北さんのレストランへ。グーグー鳴るお腹を押さえながら、盛りだくさんのメニューを見てみると今が旬の子宝芋とおススメのお料理を発見!「これ、食べてみたいね!」ということで私は、子宝芋のこだわり定食を。一緒に食べに行った事務所のスタッフも、迷わずおススメの鴨ロース定食を注文。来ました!来ました!子宝芋のこだわり定食。メインは、この子宝芋コロッケのあんかけ。子宝芋のこっくりとした粘りに、お出汁のきいた餡が絡んで、とっても美味しかったです!餡には、これも秋の味覚のシメジが入り、京北産の水菜もトッピングされて、ヘルシーだけど食べ応えのある一品です。そして、事務所のスタッフの鴨ロースの定食もテーブルに到着。付けタレを付けて食べるスタイルの鴨ロース。口に入れると、程よい脂の乗りでさっぱりといただけて、お箸が進みます!二人とも、それぞれの美味しさに「ふんっ!ふんっ!!」「ふむっ!ふむむっ!」と鼻息で会話しながら(笑)、パクパクと、あっという間に完食!旬でおススメなランチタイムは、終了。本当に、美味しかったです。秋が終わってしまう、その前に。ぜひ、食べにいらしてみませんか?◎ウッディ京北 https://fuw.jp/woody/
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BLOG里山の食
2019.11.06
ハートの黄色い葉っぱは美味しいサイン?
この黄色いハート型の葉っぱ見たことありますか?夏場は緑色ですが、秋になると写真のように黄色く色付きます。実は、この葉っぱは山芋の葉っぱです。そしてよく見ると、"むかご"がいっぱいついています。(むかごは山芋の種芋、あかちゃんのようなものです。)家の周辺を散策すると、いくつか発見することが出来ました。そしてすかさず、むかごをゲットします。むかごが蔦についてなくても、地面に落ちている場合もありますよ。家の周りでこれだけの収穫に成功しました。採りたてを生で食べても、なかなか美味いですが、せっかくなのでむかごご飯にしてみました。ご飯と一緒に炊くだけで、超簡単!ホクホクで美味いです。大きめのむかごは、山芋と同じように擦ってみました。みてください!この粘り!本物の山芋に遜色ない粘り方。むかごのこと完全になめてました。食感も山芋と同じで、粘り方がすごくて、めちゃめちゃ美味しいでした。なんかすごい得した気分。皆さんも黄色いハート型の葉っぱ見つけたら、要チェック。きっとむかごありますよ。街中でもあるかもしれないので、ぜひ探してみてください。
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BLOG里山の食
2019.11.04
薪ストーブで焼き銀杏
京北では朝夕10度を下回って寒くなってきました。ここ数日、我が家では薪ストーブを使い始めています。冬になると、ストーブの上で何か料理するのが我が家の恒例です。部屋の中に火があると楽しいです。昨日行われた京北ふるさと祭りで、北桑田高校の生徒さんが収穫した銀杏をゲットしましたので、さっそくストーブの上で煎ってみました。シェフ!フライパンは必要なのでしょうか!?結局鉄製のストーブなので、フライパンなしで、銀杏を直置きしました。じんわり煎られた銀杏。殻を取ると中身はツートンカラー。皮を剥いたら、ツルンとしたお馴染みのお姿に。味はサイコーにうまかったです。ほろ苦の独特の風味がたまりませんねー。煎って皮を剥くという一手間加わるから、また楽しい。無言で、ひたすら、殻を噛み砕き、皮を剥いてパクッ。のループ。最高のおやつです。しかも沢山食べなくても、満足感が得られる優れもの。実は銀杏は毒素が強いので食べ過ぎは注意ですよ!特にお子さんは、5粒ほどにした方がいいようですよ。もしかして満足感が得られるのは、毒素のせいなのか・・。街中でも銀杏を見つけたら拾ってみてはいかがでしょう?もちろん、木の所有者にお断りしてくださいね。季節の味を食べると、体が季節に順応していくような気分になります。ぜひ、お試しあれ。ビバ都市型採取生活。
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BLOG里山の食
2019.10.28
今が旬!ハヤトウリ
みなさん、ハヤトウリってご存知ですか?熱帯アメリカが原産とされるウリ科の植物で、日本には大正6年に最初に鹿児島に持ち込まれ栽培が広まり薩摩隼人の瓜という意味でハヤトウリと呼ばれるようになったのだとか。ハヤトウリは生産性が高くて、1株から100個~200個も収穫できるので別名を、千成瓜とも呼ばれているみたいです。ハヤトウリには葉酸やビタミンK、カリウムなども含まれていて栄養価もあります。私は京北へ来るまでは、このハヤトウリを見たことも、食べたこともありませんでした。実はハヤトウリの旬は10月下旬から11月だそうで、今が食べごろ!そして、ありがたくも、おすそ分けをいただいたので、家族も好きな「きんぴら」を作ることにしました。まずは、洗って皮を剝きます。ちなみに、ハヤトウリの断面はこんな感じです。真ん中に種が入っています。種を取り、皮を剝いたら、薄く切ります。細く切っても良いのですが、我が家は、いつもこんな感じに薄く(笑)?切っています。デコボコなのと少々、ぬめりもあるので皮を剝くときは気を付けてくださいね。下ごしらえができれば、あとは「きんぴら」を作る要領で作っていきます。フライパンにごま油を熱して、切ったハヤトウリを炒めます。油が回ってしんなりしてきたら、砂糖大さじ2杯、みりん大さじ1と1/2杯を加えなじませたら、最後に醤油を大さじ4杯入れ、汁気を飛ばすように炒めます。汁気がなくなってきたら最後に小口切りした鷹の爪を入れてさっと炒めて火を止めて完成です。この日はハヤトウリ3個分調理しました。瓜類なのでハヤトウリからも水分がでるので全部汁気を飛ばすのは大変なので、ご家庭で味や様子をみながら作ってみてくださいね。我が家は胡麻好きなので、最後に胡麻をかけてみました。冷めても美味しいので、お弁当のおかずにも重宝します。「きんぴら」以外にも、溶き卵と一緒に中華風スープに入れたりもしますよ。ハヤトウリ、京北では道の駅ウッディ京北さんでも販売されている日もありますよ。(入荷がない日もあるのでご確認くださいね)今が食べごろのハヤトウリ、ぜひお試しください!
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BLOG里山暮らし
2019.10.16
七輪で秋刀魚
秋と言えば秋刀魚ですね。せっかく秋刀魚を食べるなら、七輪で炭火焼。炭はお風呂を沸かして出来た熾を使います。炭の準備が出来たら、お魚を置いて、準備完了。火加減は、職人さんよろしくお願いします。職人のお陰でいい感じ焼けました。BBQ気分で外で頂くことに。七輪で焼いた秋刀魚、最高にうまかったです。
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BLOG里山の食
2019.10.10
"鹿カツ"作ってみました。
先日、頂いた鹿肉を早速食べてみることにしました。(前回ブログはこちら)(写真の上がもも肉、下が背ロース。)ひとまずノープランでまな板の上に置いてみましたが、さてどうしましょう・・・。困ったときのグーグル先生にご教示いただいて、調べた結果、下処理などなくて一番簡単に出来そうな鹿カツを作ってみることにしました。今回はもも肉のみを使いました。ということで、鹿カツ レシピ大公開!!(たぶん、とんかつの基本レシピと同じです。)①適当に鹿肉を切ります。②切ったお肉にお麦粉をまぶします。③卵につけて、パン粉をまぶします。⑤中火で揚げます。安全上、寄生虫などのことも考慮して、中までしっかり火を通したほうがいいです。ただし、揚げ過ぎると硬くなりますので、揚げ過ぎ注意です。⑥キャベツと盛り付けて、ソースをかけて出来上がり。気になる味の方ですが、淡白でめちゃめちゃう美味かったです。脂肪が少ないので、ヒレカツのようなイメージです。今回の鹿肉は血抜きが上手く出来ていて、臭みがなく上物でした。鹿肉は、季節によって食べているものがいますし、大人や子供、オスメス、餌の好みなど、味に個体差があります。また、猟師さんの処理の仕方によっても、独特の獣臭のしたりします。獣臭のするものは、"うおー鹿肉!"って感じの味がして、たぶん日本人はあまり好きじゃない人が多いと思います。低脂肪高タンパクの鹿肉、個人的には大好きです。しかもフリーレンジのオーガニックですからね。京北で鹿はともて身近な存在なので、大人も子供も命を頂くとこってどういうことなのか、改めて考えさせられました。いろんな命の頂いて、私たちは生かしてもらっているんだなと。鹿肉を食べてみたい方は、レストラン京北さんで、鹿カツを食べることが出来ますよ。美味しいので、ぜひお試しください。--------和風レストラン京北075-854-0033〒601-0533 京都府京都市右京区京北下中町町田15−2(月曜午後、火曜定休)http://www.keihoku-m.com/
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BLOG里山の食
2019.10.08
京北的おすそわけ
事務所で仕事をしていると、林業家のTさんがイベントでの写真展示のご相談でやってきました。写真の印刷についてTさんと一通りお話した後に、Tさんは「しかくーけ?」私は「えっ?A3とかで印刷するんだったら、四角じゃないですよ。」Tさん「いやいや、写真の話しちゃうねん。鹿肉もらったし、"食べるか?"と聞いたんや。」私「えっ?ああ、是非!」獣害駆除用の罠にかかった鹿を猟師さんから頂いたそうです。事務所に来ていた仲間たちと分けることに。Tさん「なんか切るもんと、ダンボールあるかー?」包丁とダンボールを用意すると、事務所で解体ショーが始まりました。Tさん「ここはセミや。柔らかくてうまいんや。」背中の辺りの肉をセミとか背ロースと呼ばれています。牛肉でいうところのサーロイン?で、一頭の鹿から少ししかとれません。Tさん「セミは炙ってタタキにしてたら、うまいでー。炭火でじっくりローストビーフみたいにするんや、うまいでー。焼き過ぎたらあかんで、硬くなるし。」みんな「ほー。おいしそう。」Tさん「こっちはモモ肉や。鹿カツにしたらええで。鹿肉はすぐ食べてもええけど、冷蔵庫で少し熟成させても美味いで。」一通り、レクチャーをして頂いて、みんなでお肉を分けました。京北に住んでいるからこそ頂ける、最高のおすそわけ。ありがたや。頂いた鹿肉を使って料理したら、また報告させてもらいます。