「美山荘」四代目主人・中東久人 #58 2017年06月18日(日)放送
京都市左京区花背にある「美山荘」。
創業明治28年、三代目の頃から「摘草料理」を謳うこの店は、四代目の中東久人さんの代になっても、その世界観は変わらず。中東さん自らも山に入り、集めた山野草、茸、川魚など自然の恵みを使い、「美しい日本」を象徴するような和食文化を提供する老舗です。
山々に囲まれた美山荘。その里山は春の到来が遅いぶん5月、6月は緑が最も美しく、野山の食材が思う存分味わえる季節です。しかし近年、環境の変化にともない山野草は減少傾向。中東さんは自ら畑を作るなど花背を再び「山の恵みの宝庫」にしたいといいます。
さらに日々、新しい料理を考える中東さんが、夏に向けて試作しているのが「花背の杉薫る水ようかん」。花背に生える杉を使い、新たな名物として里を盛り上げたいと考えています。番組では、そんな中東さんの日常を追います。
【INFORMATION】
美山荘
〒601-1102 京都市左京区花脊原地町375
【TVで紹介しているお店について取り上げた記事はこちら】