清水焼職人・土渕善亜貴 #99 2018年04月29日(日)放送

清水焼窯元「陶あん」は大正11年創業。100種類以上の顔料を使った色鮮やかな柄の器が主力です。
陶あんでは釉薬をかけて焼いた後、つるっとした表面に絵をつける上絵付けではなく、釉薬を塗る前に彩色する下絵付けを採用。絵がコーティングされるため色褪せないのが特徴です。

四代目・土渕善亜貴さんは、下絵付けを超える陶あんの新たなシンボルを模索。
それは釉薬を結晶化させ、器のデザインに用いるもので、まるであじさいが咲き誇ったような美しい文様であることから「花結晶」と名付けられました。

その美しい結晶は、今や陶あんのシンボルのひとつ。
いまなお新しい清水焼を追求し続ける土渕さんの挑戦に迫ります。

【INFORMATION】
清水焼窯元 陶あん
〒605-0976 京都市東山区泉涌寺東林町38

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