りんよ工房・白井克明 #146 2019年04月07日(日)放送

先祖への供養の心を、極楽浄土の仏に届けるための仏具「おりん」。
175年間、代々その「おりん」だけを作り続ける工房が、南区上鳥羽にある「りんよ工房」です。

"良い音が鳴るおりん"は造形美からは生まれません。製造工程は100種類以上あり、
わずかな作り方の違い、使う土、金属でも、音は全く違います。5代当主の白井克明さんは、音の高低や響き方など"良き音"を目指し、日々おりんを作っています。

さらに白井さんは、「おりん」と全く同じ製法で自転車用のベル「白井ベル」も作っています。「自転車のベルを鳴らされても、歩行者が不快に感じない音を―」という思いから、パリで発表し、日本でも自転車ファンから愛されている商品の一つです。
さらに"使う人が喜ぶおりん"として、小ぶりな「舞妓りん」シリーズなど、今までおりんに触れたことが無い人にもアピールしています。

おりんにかける思いと可能性に挑戦する、白井克明さんをご紹介いたします。

【INFORMATION】
りんよ工房
〒601-8103 京都府京都市南区上鳥羽仏現寺町46−2

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