雅号「丹影(にえい)」こと絵付師・光武みゆき #299 2022年05月01日(日)放送
今回は、雅号「丹影(にえい)」こと絵付師 光武みゆきさんを特集します。
精緻な文様を埋めつくすように描く「描詰め」という技法。その鮮麗な表現は、京焼・清水焼のひとつの極みともいわれています。伝統的な技法を用いながら、清水焼に独自の世界観を投影し、繊細かつ大胆な絵付けで光と影を描き出す絵付師が今回の主人公・光武みゆきさんです。
京焼・清水焼の細分化分業化された手仕事の世界に入って22年。光武さんは、絵付け専門の職人として、様々な伝統技法を身に着けてきました。同じ模様、同じ大きさ、同じ色の濃さに揃え、繰り返し書き連ねていく「描詰め」もその1つ、光武さんが最も得意とする技法です。
子供の頃から絵を描いたり、編み物をしたり、手を動かすことが好きだった光武さん。結婚や出産といったライフスタイルの変化に合わせながら、絵付の仕事が続けられる環境を作りたいと、2010年、東山三条に工房兼ショップ「お揃いの器 めおと屋」を開きました。2018年には 雅号を「丹影」とし、2021年秋には清水焼の新たなブランド「NIEI」を立ち上げ、「もっと多くの人に京焼・清水焼 絵付の仕事を知ってほしい」と活躍の場を広げています。
「山花開似錦(さんかひらいてにしきににたり)」、時がたてば散りゆく花々を器に咲かせている光武みゆきさんの活動と思いに迫ります。
【INFORMATION】
●お揃いの器 めおと屋/工房 色は匂ゑど
〒605-0013 京都府京都市東山区東大路三条下る南西海子町434-5
TEL:075-531-7930
営業時間: 11:00〜18:00
精緻な文様を埋めつくすように描く「描詰め」という技法。その鮮麗な表現は、京焼・清水焼のひとつの極みともいわれています。伝統的な技法を用いながら、清水焼に独自の世界観を投影し、繊細かつ大胆な絵付けで光と影を描き出す絵付師が今回の主人公・光武みゆきさんです。
京焼・清水焼の細分化分業化された手仕事の世界に入って22年。光武さんは、絵付け専門の職人として、様々な伝統技法を身に着けてきました。同じ模様、同じ大きさ、同じ色の濃さに揃え、繰り返し書き連ねていく「描詰め」もその1つ、光武さんが最も得意とする技法です。
子供の頃から絵を描いたり、編み物をしたり、手を動かすことが好きだった光武さん。結婚や出産といったライフスタイルの変化に合わせながら、絵付の仕事が続けられる環境を作りたいと、2010年、東山三条に工房兼ショップ「お揃いの器 めおと屋」を開きました。2018年には 雅号を「丹影」とし、2021年秋には清水焼の新たなブランド「NIEI」を立ち上げ、「もっと多くの人に京焼・清水焼 絵付の仕事を知ってほしい」と活躍の場を広げています。
「山花開似錦(さんかひらいてにしきににたり)」、時がたてば散りゆく花々を器に咲かせている光武みゆきさんの活動と思いに迫ります。
【INFORMATION】
●お揃いの器 めおと屋/工房 色は匂ゑど
〒605-0013 京都府京都市東山区東大路三条下る南西海子町434-5
TEL:075-531-7930
営業時間: 11:00〜18:00