黒谷和紙職人・林伸次 #328 2022年11月20日(日)放送

京都府の無形文化財に指定されている、黒谷和紙。
その歴史は800余年。平家の落ち武者たちが子孫へ残す技として始めたという説もあります。
林伸次さんは、1996年に後継者育成制度で黒谷和紙職人の道に進んだ1人です。

和紙の原料は、「楮(こうぞ)」という木の皮です。和紙になるまで大きく分けて15の工程があります。年間を通して和紙は作られていますが、最も良い紙ができるのは冬。冷たい水・空気・湿度が夏に比べて格段よい紙に仕上げてくれると林さんは言います。

林さんは黒谷和紙協同組合の理事長も務めています。大学校での授業、ワークショップなど後継者育成や、黒谷和紙を存続させることに尽力しています。

黒谷和紙の用途は、紙はもちろん、座布団カバーや名刺入れ、さらにはストールにまで使われています。

「水の響きは 紙の詩」
林さんが思いついた一文です。この言葉に込められた思いとは...。


【INFORMATION】
「黒谷和紙協同組合」
住所:〒623-0108 京都府綾部市黒谷町東谷3
電話: 0773-44-0213
公式HP:https://kurotaniwashi.kyoto/

「白竹堂」
住所:〒604 8075 京都市中京区麩屋町通六角上ル白壁町448
公式HP: https://www.hakuchikudo.co.jp/
各種お問い合わせ:https://www.hakuchikudo.co.jp/contact/

「辻倉」
住所:〒604-8026 京都市中京区河原町通四条上ル米屋町380 TSUJIKURAビル7階
公式HP:https://www.kyoto-tsujikura.com/

「~暮らしの中の和紙のかたち~ 和紙アーティスト・福嶋秀子さん」
公式HP: http://www.katachiarumono.com/

「京都伝統工芸大学校」
住所:〒622-0041 京都府南丹市園部町二本松1−1
公式HP:https://www.task.ac.jp/

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