摺り友禅彫刻師・峪博 #376 2023年10月29日(日)放送

江戸時代中期、元禄年間に誕生したと言われる京友禅。
鮮やかな色彩、雅な文化を感じさせる絵柄が特長の京都伝統の着物です。

今回の主人公は摺(す)り友禅彫刻師の峪(さこ)博さん。
京友禅の染織技法のひとつ、「摺り友禅」の型紙を製作しています。

絵柄を生地に写し、染める際に使う型紙。
色の数が多く、濃淡の幅が広いほど彫る枚数は増え、1枚の着物に対して1000枚を超える型紙を製作することもあります。

摺り友禅彫刻師として長年にわたり腕を磨いてきた峪さんですが、一方でパソコンを使い、着物の図案のデジタル制作に取り組んでいます。
さらに、峪さんは新たな技術を用いて京友禅の絵柄を写した木工品を製作しました。

京友禅とデジタル技術を融合し、様々な取り組みを行う峪さん。
そこには京友禅の伝統を未来へつなぎたいという想いがあります。

番組では峪さんが手掛けた型紙から生まれる着物、そして友禅の世界観を新たな形で表現した木工品の数々をご紹介します。



【INFORMATION】
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電話番号：075-748-9550

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