2018年もセ・リーグで優勝を果たし、球団史上初となるセ・リーグ3連覇を達成した広島東洋カープ。広島勤務経験もあり、大のカープファンだという池上彰がとっておきのカープ雑学を披露したのは、11月6日放送の「教えてもらう前と後」。今や甲子園球場での野球応援には欠かせないアイテムとなっている「ジェット風船」の誕生秘話を解説した。
甲子園での阪神VS広島戦で最初のジェット風船
池上彰が笑顔で語った。「プロ野球応援の名物・ジェット風船を使用したのは、広島が元祖なんです!」。しかし、そう言われると「阪神じゃないの?」と、疑問に感じる人が多いはず。実際、阪神ファンにインタビューをしてみると「ええっ!まさか!?」「いや、ないな!ないない!」「絶対嘘やで!カープファンはしゃもじをペンペン叩いとった」と、全否定する人ばかり。
しかし池上は、その根拠として広島応援団の方を取材して書かれた、南々社刊「カープファンは日本一!」(著者:井川樹)の記事を紹介した。
「1978年5月13日に甲子園で行われた『阪神VS広島戦』で広島の選手がホームランを打った際にジェット風船を飛ばしていた、と書かれています。」
続けて池上は「阪神戦で広島ファンがジェット風船を飛ばしていた、それを阪神ファンが見ていたんですね。ですから、広島ファンが最初だというわけです!」
ただ、甲子園球場が最初だったというのも事実のようだ。
ヤフオクドームでは花火を「打ち下げる」!?
ここで華丸大吉がホークス独自のファンサービスを披露した。それは華麗な花火。福岡ヤフオクドームでは、ホークスが勝利するたびに天井部分から花火を「打ち上げ」ならぬ「打ち下げる」らしい。40年のキャリアを誇る花火師の児島光男さんは、福岡では有名な方。試合のたびにドームにやってきて高さ60メートルの天井から花火を吊り下げる。そしてホークスの勝利が決まると操作パネルをスイッチオン。ちなみに負けた場合は、花火を撤収してお帰りになるそう。
それぞれの球団・球場ならではのファンサービスを注目してみると、野球観戦がより楽しくなるハズ!
「教えてもらう前と後」はMBS/TBS系で毎週火曜日よる8時放送。
政治・経済・健康・アート・歴史など毎回その分野のスペシャリストが登場し、決定的瞬間を教えてくれる。
「知のビフォーアフター」が体感できる番組。
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