夕方の情報番組「ミント!」(毎週月~金、午後3時49分放送)の水曜日に放送している『バイヤーのコレ買いやー』。有名百貨店のプロバイヤーがオススメする商品を対決形式で紹介する企画で、「ボヨヨ~ン」のギャグでお馴染みのお笑いコンビ「かつみ❤さゆり」❤さゆりがコーナーを担当する。一回目の対決は「高島屋京都店」vs.「大丸梅田店」。テーマは、うだるような暑~い夏に食べたくなる「ひんやりスイーツ」が選ばれた。どちらもかなり「スイーツ」に力を入れている百貨店なので期待度があがる‥
高島屋は老舗和菓子店の"マル秘"わらび餅!
先攻は、高島屋京都店で和菓子を担当するバイヤー歴19年の安井秀典さん(51歳)。京都といえば「和菓子」。安井さんは、世界遺産の二条城近くにある「鳴海餅本店」(京都市上京区)に、❤さゆりを案内した。同店は「葛万寿」「水無月」(いずれも173円、税込み)などの京都らしい和菓子から、おはぎでデコレーションケーキを再現した「おはぎデコレーション(予約制)」なども提供している創業144年の老舗和菓子店。
「時代に合わせてお客様の要望も取り入れながら、楽しく面白いものができたらいいな」と笑顔で語るのは五代目鳴海力之輔さん。その柔軟な発想から2年前にほうじ茶味の「わらび餅」ができたという。すべてが手作業で作られた「ほうじ茶わらび餅(335円、税込み)」をこの対決にチョイスした。和菓子職人が丹精込めて丁寧に仕上げている。バイヤーの安井さんは「香ばしいほうじ茶のすっきりとした後味です!」とプレゼン。試食した❤さゆりは、「弾力があるから押し返される!」とビックリ顔。続けて「うわ~うわ~!本当にすごい!押し返される弾力の美味しさと、後味の美味しさ!これ、美味しいです」と絶賛していた。
大丸は人気洋菓子店の"マル秘"ゼリー!
後攻は大阪の大丸梅田店で和洋菓子を担当するバイヤー歴16年の小東栄嗣さん(52歳)。小東さんは「あちらが和菓子なのでゼリーで対決します!」と意気込み、❤さゆりを阪急電鉄「武庫之荘駅」(兵庫県尼崎市)にある「ケーキハウスショウタニ」へ案内した。この店の自慢は、店内を埋め尽くすほどの豊富な品ぞろえ。約200種類もあり、ケーキだけでも60種類。中にはトマトを使用した珍しいショートケーキなどもある。これら独創的なスイーツを考え出すのはシェフの庄谷卓爾さん。
対決する「スイーツ」だが、庄谷シェフは「この間、久々にラムネ飲んで、瓶の中に入っているビー玉を『取ったろか?』と思ったけど(笑)。どうせやったら『自分で作ったれ!』と思ってできた」と考案したキッカケを明かした。ビー玉のようにキラキラと輝く丸い玉に仕上げるのは至難の業という。「本当に難しいです。フルーツ感を出そうとして果汁をいっぱい足したらゼリーが濁っちゃうんですね」と庄谷シェフ。試行錯誤した結果、シロップで煮たさくらんぼを果汁入れのゼリーでコーティング。あとは企業秘密とのことだが、特別なゼラチンを入れることで、プルプルと口溶けが良くなるという。こうして出来上がった「ビー玉ゼリー」はカラフルでインスタ映えする可愛さがあった。
「ビー玉ゼリー」だが、庄谷シェフはこの企画のために進化させて「涼玉かき氷風ゼリー~あまおうソース付き~(540円、税込み)」を作り上げた。キュートな「ビー玉ゼリー」が、さらに「かき氷風」に進化して可愛さが倍増。このかき氷に見立てた「氷」は爽やかなラムネをレモンのゼリー。その上に国産フルーツで作った三種類のビー玉ゼリーをのせて飾り付け。まずは「ビー玉ゼリー」を味わった❤さゆりは「私!この一個で十分満足です!すごくフルーティーです。本当にプルプル!わあ~爽やか。なんて楽しい食べ物なんでしょう」とニッコリ。
ガチバトルの結果は?
対決の勝敗は、スタジオにいるシャンプーハットやゲストの藤本美貴ら5人の出演者が「買いたくなったのはどちらなのか」札を上げるのだが...
結果は「かき氷風フルーツゼリー」。しかし、どちらもかなり美味しそうな「ひんやりスイーツ」だった。放送直後「鳴海餅本店」の「ほうじ茶わらび餅」は完売したという。同店のTwitterでは「結構な量を用意していたつもりですが...」と。前途した通り「有名百貨店のバイヤーがオススメする商品だから間違いない!」と注目される企画のようだ。
「バイヤーのコレ買いやー」は、情報番組「ミント!」(毎週月~金、午後3時49分放送)で毎週水曜日に放送している人気コーナー。関西を代表する二つの百貨店のプロバイヤーが今一番オススメしたい商品をプレゼンし、"ガチンコ"で対決する企画。