きっかけがナゾ!!「オカンカレー」&「本格コーヒー×どら焼き」 ~大阪・キタ

4分でわかる ミント!

2020/01/21 16:30

この記事を読んでいる人の中で、行きつけの飲食店やカフェのスタッフらについて「なぜ、このような場所で店をしているのか?」と気になる店はないだろうか。1月15日(水)放送の情報番組「ミント!」(MBS)の中の「わざわざグルメ調査隊」という企画で、気になるお店を調査。リポーターは「関西のグルメ王」と呼ばれるシャンプーハット・てつじと辻沙穂里アナウンサーが務めた。

オカンのカレー

20200121122939-8651b0bbc089e24dac2e78a5ddd41bdeebf1bf04.jpg

 一軒目は「わざわざ主婦がオープンしたカレー店」がテーマ。"読んで字の如く"主婦がオープンしたカレー店なので、「ただの"オカンカレー"ってことやん!」とてつじ。同じく大きくうなずいた。店名は、「マダム・カリー」といって、大阪のビジネス街の「北浜」にあった。オーナーの吉野可甫留さんは、30年間専業主婦をしていた。流行りのスパイスカレーではなく、家庭的な"オカンカレー"で人気を博し、今や百貨店の催事イベントに呼ばれるほどに。

もしかして...

てつじと辻アナは、人気メニューの「牛スジカレー(900円、税込み)」と、看板メニューの「ヘルシー野菜カレー(750円、税込み)」をオーダーした。調理中、吉野さんは淡々と店をオープンさせるまでの経緯・理由を語っていたのだが、これはNGだった。「もしかして!"わざわざの理由"喋っていますよね!」と慌てるてつじ。

20200121123118-7e269ed486dbb3f73179ac2117802282045a1f7e.jpg

このコーナーの醍醐味でもある"わざわざ理由"は、自慢のメニューを味わった後、てつじが見立てる(推理する)のがお決まり。視聴者も一緒になって「見立てるのが楽しい」と人気の企画なのだが、それを吉野さんは(放送では伏せていたが)、ペラペラと先に喋ってしまった。まさに、オカンらしい言動ではあるが‥

ホンマに旨い!

20200121123216-18d5512bc173d6dc607add654d0326b23f1bd899.jpg

てつじが味わった「牛スジカレー」は、牛スジと鶏ガラのコラーゲンがたっぷり入っている。さらに、フルーツを加えて栄養満点のルー。てつじは「安心の旨さ!ホンマに旨い!」と絶賛していた。

20200121123232-0aa002fa48eaaa6f81830d076c513fc9d35a86b8.jpg

次に、「野菜カレー」を味わった辻アナは「懐かしい。切なくなる味です...。実家に帰りたくなる味です」。アットホームなドラマを生み出しそうなホッとする味のようだ。

息子のために作ったカレー

てつじは、この店の"わざわざ理由"をこう見立てた。「多めに作った『家カレー』がプロの料理人のお墨付きをもらった」としたが、不正解。(先に答えを聞いてしまったのでは...?)。

吉野さんには二人の息子がいるという。「もう成人していますが、二人とも未熟児で生まれました。小さく生まれたのでなかなか食が進まなくて...少しでも大きく元気にしたいとたどり着いたのが、『カレー』でした」と話した。子どものために作ったカレーは、今では飲食サイトの百名店に選ばれている。

アナウンサーが見つけてきた

次の店だが、辻アナの先輩・関岡香アナが見つけてきた店だという。「ロケが終わって、疲れたので入った店で、素で"わざわざ理由"を聞いたらしく...」と辻アナ。「えっー!関岡アナって"プライベートわざわざ"やってんの!?ほんで、理由がとんでもないから、ディレクターに教えたん!?」と驚くてつじ。どんなことでもアンテナを張り巡らせていることに感心した。関岡アナの"リサーチ"のおかげで、いつもより「わざわざ理由はナニ!?」と気持ちが盛り上がってきた。

本格コーヒー×どら焼き

20200121124019-c9fa5e55eace84a5482ea957b2e4bda828ddb838.jpg

そのお店は、昨年7月にオープンした大阪・西天満にあるどら焼きとコーヒーの専門店「いちりん」。オーナーの三原聡さん(59歳)は、広告代理店を脱サラして、バリスタとコーヒーマイスターの資格を取得。バリスタが入れる本格コーヒーと和菓子「どら焼き」のマリアージュを楽しめると話題になっているカフェだ。

20200121124059-61a84728b6aaefd04664b465819a3c99c836b287.jpg

 こだわりのコーヒー「スペシャリティコーヒー ichi(495円、税込み)」は、「ボディ感のある渋みのあるコーヒーです」と話す三原さん。そのコーヒーと合わすのは「季節のフルーツ(418円、税込み)」。愛媛県の高級みかん「紅まどんな」を使用。この店の「どら焼き」は、この季節限定商品を含めて全部で5種類あるという。

20200121124137-150e997554c785f3f977de227c3f46405a7d2bd0.jpg

 試食したてつじは「ちっちゃくて可愛い!優しい味です」感想を。どら焼きの生地は一枚一枚丁寧に店内で焼き上げている。続けて、"ボディ感のあるコーヒー"を試飲したてつじ。「最初は苦味がパーンときますが、そのあと豆の甘みがパーと広がります」と言い、「ボディービルダーが仔犬を散歩させている感じです」と感想を付け足した...。

どんな関係?

 そして、てつじの見立ては、「実は、和菓子職人で和菓子を広めるため、コーヒーもやっている」としたが、不正解。正解は...「この人が理由です」と店の奥にいたある女性を呼び込んだ三原さん。一瞬、「娘さん?」という雰囲気の女性が現れた。その女性は本谷志穂さん(27)といって、三原さんがコーヒーの専門学校に通っている時に出会ったという。三原さんは、元々「コーヒーと和の店をしたい」と考えていたため、京都で修業を積んでいる和菓子職人だった本谷さんをスカウトしたのだ。

 ここまで、話しだけを聞くと「オーナーと店の従業員」だが、少々「どんな関係?」と気になる二人だった。こだわりの「コーヒー」と「どら焼き」、そして、年の差32歳の彼らの関係の真相も気になった人は、ぜひ店を訪れてみて。

     ◇

 「わざわざグルメ調査隊」は、情報番組「ミント!」(毎週月~金 午後3時49分放送)で毎週水曜日に放送している企画。「なぜ、わざわざこの場所で?」「なぜ、輝かしい経歴を捨てて店をオープンしたの?」などの"わざわざ"の理由を、シャンプーハットのてつじがその場所を訪れ調査する。

https://www.mbs.jp/mint/info/wazawaza/


SHARE
X(旧Twitter)
Facebook