2018年08月22日 17時30分 公開
バド桃田の謹慎明けの快進撃の理由を"オグシオ"潮田玲子が分析!
かつて「オグシオ」の愛称で親しまれ、日本バドミントン界人気の先駆けとなったコンビ一人である潮田玲子が8月22日放送の『戦え!スポーツ内閣』に出演し、開催中のアジア大会に出場しているバドミントン日本代表桃田賢斗選手が、スキャンダルから謹慎を経てなぜさらに強くなったのかを激白した。
「今間違いなく世界で一番強いです」
違法カジノ店で賭博行為が2年前に発覚し、1年以上の試合出場停止処分となり、選手生命の危機もささやかれた桃田だが、そのブランクを乗り越え今年の世界選手権では日本人初の金メダルを獲得した。そんな桃田を潮田は「今間違いなく世界で一番強いです」と太鼓判を押し、その強さのポイントに「相手の心を折る守り」を挙げた。中国・南京でおこなわれた今年の世界選手権の決勝で、世界ランク3位の中国のエース・石宇奇が放つ決定的なスマッシュをことごとく返すシーンをVTRで振り返り、「相手は決まったと思うじゃないですか。これが心を折る守りなんです」と話した。MCのブラマヨ小杉が「もともと守備が上手い選手なんですか?」と質問すると、「もともとはどちらかというと、攻め(が得意な選手)です」と答え、さらに「守備はどのタイミングで上手くなったんですか?」と聞くと「それが、あの事件の後なんですよ」と語った。そして「桃田選手は1年間以上の謹慎があったんで、大会には出場してなかったんですけど、ただ彼はそこで休まずにずっと練習をしていたんですね。海外のトップの選手っていうのはずっと一年間かけてオープンの大会を回るんで、まとまった(ポイントの強化のような)練習ってなかなかできないんですよ。だけど桃田選手は一年間の期間があったので、相当追い込んで、一から練習しなおしたと思うんですよ。で今はもう技術も高いですし体力もありますし、そしてメンタルの強さが全部合わさってますよね」と、のブランクが今の強さの要因にプラスに働いたと分析した。
周りの人に支えられ、人間も変わった
ゲストのヤナギブソン(プラン9)が「1スポーツファンからの質問として、人は変わりましたか?」との質問には「めちゃめちゃ変わりました」と即答し、「コメントからも同じ選手と思えない。すごく謙虚になりましたし、本当に周りの人に支えてもらって彼は復帰してきたと思うので、そういう気持ちもあって...」と続けた。小杉はさらに「謹慎中に頑張るって、なかなかハートが強くないとできなくない?」と、疑問をぶつけると、元アーティステックスイミング日本代表である出演者の青木愛は「目指すものがないのに(練習を)やらないといけないというのは、結構キツい」と答えた。最後にMCの武井壮は、「でもまあ信じていたんでしょうね、自分の実力は世界のトップクラスにあると。これを腐らせて、じゃあ他に何があるんだというのが多分あったんだと思う」と、桃田の気持ちに想いを馳せた。
武井壮&ブラマヨ小杉竜一がMCをつとめる『戦え!スポーツ内閣』はMBSほかで毎週水曜日よる11時56分放送。
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