ロシア軍はウクライナ東部への攻勢を強めていて、ウクライナ側は「戦争の第2段階に入った」との認識を示しています。
軍事ジャーナリストの黒井文太郎さんは戦況について「ロシア軍では当初、軍事作戦を機能させるための司令部がなかったが4月に入りようやくできた。広げすぎていた部隊を東部に集中し緻密で連携した作戦を実施し、本気になりだしたのではないか」と分析しています。
また、ロシア軍に包囲されているマリウポリで、最後の砦となっている「製鉄所」のシェルターには1000人超の市民がいて、ロシア側の投降の呼びかけに応じていません。今後のロシア側の対応などについて解説します。