NATO首脳会議に初めて日本が参加した意義について、アメリカ研究者で同志社大学三牧聖子准教授は「ヨーロッパとアジア太平洋の安全保障は密接に結びついているという意識が共有されたことが大きいと話します。特に将来、中国の力による現状変更への危機感をヨーロッパが言及したことに意義があると強調します。そして「ロシア・中国」VS「NATO・パートナー国(日本)」という新たな冷戦構造が構築されたといいます。アメリカがかつてほどのスーパーパワーがなくなりつつある今、新冷戦構造の中での日本の立ち位置が問われています。(2022年6月30日MBSテレビ「よんチャンTV」より)