奈良市は、安倍晋三元総理が銃撃されて死亡した事件でこころに不調を感じている人などをケアするため、オンラインの相談事業を開始すると発表しました。
7月8日に奈良市で安倍元総理が銃撃されて死亡した事件で、7月26日朝も現場となった近鉄・大和西大寺駅前では、周辺の防犯カメラの映像を基に捜査員らが事件当時の山上徹也容疑者の動きを確認するなど検証が行われました。
そんな中、奈良市は、7月15日まで臨時の相談窓口を設けて、事件を直接目撃したことなどによりこころの不調を訴える市民の相談にあたってきました。そこでの相談件数は計104件となっているということです。
そして、引き続き相談者の受け皿が必要だとして、奈良市が常設していたこころの相談窓口に加え、新たにオンラインでカウンセリングにあたる相談事業を開始すると発表しました。オンライン相談は8月1日からで予約が必要です。