新型コロナウイルスの感染者数が高止まりしたままお盆に入りましたが、自宅療養をしている患者の診察と往診をしている「KISA2隊」の小林正宜医師は血中の酸素飽和度の値で決めている大阪府の入院判定基準に疑念を投げかけています。
自宅療養者に行政から貸与されているパルスオキシメーターなどで測定された酸素飽和度について93%以上あると『軽症扱い』となり、入院できません。しかし小林医師は「93%以上の方でも寝返りも打てない、脱水を起こしている症例もある。高齢者や持病のある患者については酸素飽和度以外の入院判断基準が必要」としたうえで「酸素飽和度93%が壁になっている」と話します。
(2022年8月15日MBSテレビ「よんチャンTV」より)