8月30日で辞職する奈良県警の鬼塚本部長が奈良県議会で、安倍晋三元総理が銃撃された事件について報告し、「最大の問題は後方の警戒が不十分だった」などと謝罪しました。
(奈良県警 鬼塚友章本部長)
「県内外の多くの方々にも多大なるご不安・ご心配をおかけすることとなり、心よりお詫び申し上げます」
8月30日付けで引責辞職することが決まっている奈良県警の鬼塚友章本部長。8月29日午前、奈良県議会の総務警察委員会で、安倍元総理が銃撃された事件の警備体制の不備について改めて謝罪しました。
(奈良県警 鬼塚友章本部長)
「最大の問題は、安倍元総理の後方にあたる南側の警戒が不十分であり、被疑者の接近を許した」
この他、奈良西警察署での実弾紛失が誤認だった事案についても陳謝しました。