厚労省が注意喚起している『マールブルグ病』。2月13日に赤道ギニアで感染者が確認されたというこの病気は、エボラ出血熱に似た感染症で、高熱や血の混じった嘔吐などの症状がみられ、致死率は最大88%とされています。このマールブルグ病について、感染症の専門家である関西福祉大学の勝田吉彰教授は「日本のような先進国で患者が発生した場合はこれほど高い致死率にはならない。そこまでパニックにならないように」と話します。その理由についても詳しく解説します。(2023年2月17日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)

◎勝田吉彰(関西福祉大学・教授):医師でもあり感染症などの公衆衛生に詳しい SARS流行時に北京で日本大使館医務官を務めた