6月19日の近畿地方は高気圧に覆われて気温が上昇し、各地で真夏日となりました。気を付けたいのが「熱中症」です。近畿大学病院救命救急センターの太田育夫准教授によりますと、特に高齢者は体温調節機能が低下しているため重症化に注意が必要だということです。高齢者に多く見られるのは「非労作性熱中症」。家にいて体を動かさないのに熱中症になるケースで、最近は独居の人が増えていることもあり、周囲に気付かれず症状が徐々に進行してしまうこともあるようです。室内でも起こる熱中症の予防・対策についても太田准教授に聞きました。
(2023年6月19日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)

◎太田育夫氏:近畿大学病院救命救急センター准教授 救急領域全般の診療・研究に従事