認知症による行方不明者がこの10年間で倍増、去年は年間1万8700人に及びました。特に関西で多く、1位が兵庫県、2位は大阪府。そこで期待されるのがエーザイなどが開発し、アメリカで承認された認知症治療薬「レカネバブ」。神経細胞周辺に蓄積する「アミロイドβ」を減らしてアルツハイマー病の進行を抑えるというものですが、承認前にアメリカでは年間約350万円だった薬価が日本ではどうなるのか、また検査方法などの課題について近畿大学病院の花田一志医師が解説します。
(2023年7月11日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)

◎花田一志氏(近畿大学病院医師 もの忘れ診断外来で認知症を診断、治療 認知症とリハビリテーションをテーマに研究)