文部科学省は、旧統一教会に対し質問権を行使してきましたが、500以上の質問に対して100項目以上で無回答だったとして、過料を科すよう東京地裁に通知して受理されました。これに旧統一教会側が反論会見。質問権の行使は違法で、過料は認められないので、全面的に争うなどとしました。長年にわたり旧統一教会問題を取材しているジャーナリストの鈴木エイト氏は、今回の会見に目新しい内容はなかったとした上で、「旧統一教会が一方的な被害者であるというアピールが目的」「解散命令が現実的に迫る中で信者の動揺を抑えるためでもあった」と分析します。そして鈴木氏は、解散命令で被害者に賠償となる前に「旧統一教会側が海外などに資産を移動させてしまう可能性がある」と懸念しています。(2023年9月8日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)

鈴木エイト:ジャーナリスト 旧統一教会を約20年取材 政治家への追及も行う