大阪では警報レベルに急増しているという「プール熱(咽頭結膜熱)」について、感染症の専門家である関西福祉大学の勝田吉彰教授に解説していただきました。勝田教授によりますと、主に子どもがかかる病気ですが、飛沫や接触により大人も感染するということで、家庭内感染を防ぐための対策を聞きました。またプール熱と同じアデノウイルスが原因で型が違う「はやり目(流行性角結膜炎)」も増加傾向。こちらは目の充血や目やになど目の症状が多いということです。勝田教授は「コロナやインフルエンザと合わせて様々な組み合わせの同時感染の可能性がある」として感染症に対する注意を呼び掛けています。さらに勝田教授にはEXILEのATSUSHIさんがかかり治療中であるという「ライム病」についても詳しく教えていただきました。(2023年9月28日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)

勝田吉彰:関西福祉大学教授で医師 感染症などの公衆衛生に詳しい SARS流行時は北京で日本大使館医務官を務めた