傘をカバンの上に乗せて持つ「横持ち型」。前後にブンブン振って歩く「振り回し型」。街で見かける傘の危険な持ち方に警鐘を鳴らすのは眼科医の宇佐美欽通医師です。

 【SNSの投稿より】
 「忠告します。こんな傘の持ち方をしているあなたはすぐにやめてください。周りの人は日々危険に晒されています」

 目の位置が低い子どもだけでなく、特に階段では大人にも危険が及ぶといいます。

 (岐阜県立多治見病院・眼科主任 宇佐美欽通医師)「眼球って『むき出しの臓器』なので、傘の先がちょっと触れただけでも角膜とかが傷ついてしまったりすることがあります。中には眼球破裂になって眼球に穴が開いて失明状態になってしまったという話もあります」

 傘の先から、身を守るためには?

 (岐阜県立多治見病院・眼科主任 宇佐美欽通医師)「まずはそういう方と距離を取ることがとても大切だと思います。理想としては声かけをして、地道に注意を呼びかけることで街の安全・安心につながるのかなと思います」