大阪地検の元トップは官舎で犯行に及んでいたとみられます。

 大阪地検の元検事正で弁護士の北川健太郎容疑者(64)は、抵抗できない状態の女性に対し、性的暴行を加えたとして6月25日、準強制性交の疑いで逮捕されました。

 逮捕した大阪高検は北川容疑者の認否や詳しい容疑の内容について「被害者のプライバシーを考慮し差し控える」として公表していませんが、関係者によりますと、北川容疑者は、検事正だった2018年から約2年の間に官舎の中で犯行に及んだ疑いがあり、また、被害を訴えている女性は北川容疑者の当時の部下で事件当時、酒に酔った状態だったとみられるということです。

 大阪高検は「適正に捜査を遂げたうえで最終処分を検討したい」としています。