新型コロナの給付金をだまし取ったとして中核派活動家の男を逮捕です。

 詐欺の疑いで逮捕されたのは、大阪・八尾市に住む中核派の活動家・高田暁典容疑者(36)です。

 警察によりますと高田容疑者は、新型コロナ対策の給付金をめぐり給付要件を満たしていないにもかかわらず、当時住んでいた京都市にうその書類を提出し、2022年3月、現金10万円をだまし取った疑いが持たれています。

 警察は関係先として今年6月27日までに、東京・江戸川区にある中核派の拠点「前進社」などを家宅捜索したということです。調べに対して高田容疑者は黙秘しているということです。

 高田容疑者は、去年8月6日の「原爆の日」に広島市の平和記念式典の対応にあたっていた市の職員を転倒させたなどとして、すでに逮捕されています。