6月28日午後8時過ぎ、奈良県生駒市辻町の住宅の裏山の土砂が崩れ、建物の1階部分が土砂で埋まったということです。警察によりますと、住人は避難して無事だということです。その後生駒市は周辺の住民らを対象に避難指示を出しました。


 また、付近を走る近鉄けいはんな線にも土砂が流入していて、けいはんな線の長田~学研奈良登美ヶ丘の間で運転見合わせているということです。

 午後8時前、生駒市辻町で「裏の山が崩れている」と住民から消防に通報がありました。

 消防などによりますと、辻町にある住宅の裏山の土砂が崩れ、建物1階部分に土砂が流入したということです。住人は避難していたということでけが人はいませんでした。

 この土砂崩れにより午後9時55分に、奈良県生駒市は付近の住民12世帯41人に避難指示を出したということです。

 ▼付近の近鉄けいはんな線のトンネル付近の線路に土砂流入 一部区間で運転見合わせ

 また、土砂は付近を走る近鉄けいはんな線の生駒~白庭台間にある「東生駒トンネル」付近の線路にも土砂が流入しているということです。

 この影響で、長田~学研奈良登美ヶ丘間の上下線で運転を見合わせているということです。現場付近を普通電車が走行していたということですが、土砂の直前で停止し、乗客200人にケガはありませんでした。