6月28日夜、奈良県生駒市で住宅地の裏山が崩れ、住宅や近畿日本鉄道の線路内に土砂が流れ込み、あわせて6棟の住宅に被害がでました。

 28日午後8時ごろ、生駒市辻町で土砂崩れが発生し、近くの住宅の1階部分が土砂で埋まりました。当時、この家には3人がいましたが全員避難し無事でした。

 (土砂が流入した家の住人)「すごく雨が降っているわけではなかったので、こんなことが起きるとは思っていなかった」

 また、別の家でも室内に土砂が入り込んだほか、周辺の4棟の敷地内にも土砂が流入したということです。

 生駒市は周辺の12世帯41人に避難指示を出しています。

 近くを通る近鉄けいはんな線はトンネルの入口付近に土砂が流れ込んだため、一部区間で29日午後6時の時点も運転を見合わせています。