6月28日夜に奈良県生駒市で住宅地の裏山が崩れた影響で、近鉄けいはんな線は30日も始発から一部区間で運転を見合わせています。

 28日午後8時ごろ、生駒市辻町で土砂崩れが発生し、2棟で土砂が室内まで、4棟で敷地内まで流れ込みました。生駒市は、土砂崩れの後、周辺の12世帯41人に避難指示を出しました。

 また、現場近くを通る近鉄けいはんな線でもトンネルの入口付近で線路内に土砂が流れ込み、運転を見合わせました。29日は午前中に一部区間で運転を再開したものの、新石切駅と学研奈良登美ヶ丘駅の間は復旧できませんでした。30日も始発から同じ区間で運転を見合わせ、JRと路線バスによる振り替え輸送が行われています。