6月30日未明、大阪市浪速区で、車のドアノブをつかんでいた男性を引きずり転倒させたとして、運転していた30歳の男を逮捕しました。

 殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、大阪市東淀川区の飲食店経営の男(30)です。警察によりますと、男は30日午前3時ごろ、浪速区塩草の路上で、自身の車のドアノブを男性(24)がつかんでいることを知りながら殺意をもって発進、男性を引きずり転倒させてけがをさせた疑いがもたれています。

 男性は、手やひざなどにすり傷を負いました。

 当時、男は被害者の男性と交際関係にある従業員の女性(20代)を自宅に送る途中で、男性が「浮気か」と思い、助手席のドアを開けたということです。警察の調べに対し男は「怖くて危険を感じたので車を発進させた」と容疑を否認しています。