自民党の二階俊博元幹事長は、次の総裁選に向けた動きが激しくなっている現状について、「総裁選挙の幕開けと言うか、スタートが早すぎたね」と見解を明らかにしました。

30日午後、和歌山市で開かれた自民党和歌山県連大会のあと、囲み取材に応じた二階氏。

大会の受け止めや、県連への期待に対する質問に淡々と答えたあと、「総裁選に向けた動きが活発化していることをどう思うか?」という記者の質問に対して…。

「国会が閉じたばかりですからね、これからですが、まだ総裁選まで日もだいぶあるんです」

「誰かが取り違えたんではないだろうが、ちょっと総裁選挙の幕開けと言うか、スタートが早すぎたね。」

「追い追いそれぞれ煮詰まってくるだろうがね、まぁ、いい人が選ばれることを期待します。」

二階氏は身振りを交え、声のトーンもひときわ大きく、すこし笑みを見せながら、こう話していました。