相続税などの算定基準となる「路線価」が発表され、近畿は2年連続で上昇しました。

「路線価」は国税庁が公表する1月1日時点の土地の評価額で、相続税や贈与税の算定基準となります。

近畿では平均1.8%の上昇で、コロナ禍の影響が落ち着いた去年から2年連続での上昇となりました。

最も高かったのは41年連続で大阪・梅田の阪急百貨店うめだ本店前で、1平方メートルあたり2024万円でした。

2位は去年横ばいだったミナミの戎橋ビル前の心斎橋筋で13.6%上昇し、1平方メートルあたり1608万円となりました。

上昇率では大阪市西区江戸堀の四つ橋筋が最も大きく、去年と比べて19.3%上昇しました。(1平方メートル/340万円)専門家は上昇の要因としてうめきたの再開発などをあげています。