大阪メトロ「御堂筋線」梅田駅で停止位置を超えて11メートルオーバーランするトラブルがありました。

大阪メトロによりますと、1日午前9時10分過ぎ、「御堂筋線」の箕面萱野発なかもず行きの列車が梅田駅に停車しようとしたところ、停止位置を11メートル超えて停車したということです。

その後、列車は車掌が通常の停止位置までバックをして、乗客は降りたということです。

この影響で後続の列車などで最大約15分の遅れが出たということです。

大阪メトロによりますと、男性運転士が駅間の停止信号で停車した際、「運転キー」と呼ばれる運転操作を行うカギをオフにしたことにより、自動でブレーキ操作を行う装置が作動しなくなったことが原因だということです。

「運転キー」は本来、停止信号などでもオフするものではないにもかかわらず、運転士が誤って認識していたということです。

大阪メトロは、今回の事態を乗務員に周知し、駅間などで停車時にはオフにしないよう徹底しますとしています。