6万人を超える個人情報が流出です。

 農業機械大手のクボタによりますと、今年5月、グループ会社が利用明細などの印刷や発送を委託している「イセトー」のサーバーなどがランサムウェアに感染。2022年9月支払い分の顧客の氏名・住所・引き落とし口座の情報など約6万1000人分が流出しました。

 イセトーは当初、クボタ側に対し「データの漏えいはない」としていましたが、1か月後の今年6月になって「個人情報が漏えいした」と報告してきたということです。

 イセトーは全国の自治体や金融機関などの業務も受託していて、これまでに大阪府岸和田市や東京都教育委員会、公文教育研究会などで個人情報の漏えいが確認されています。

 イセトーはMBSの取材に対し「何も答えられない」としています。