滋賀県米原市で起きた土砂崩れ。現在も一部の住民が避難を続けています。

 住宅街の坂道を流れる濁った水。大量の大きな石や木も混じっています。警察などによりますと、7月1日午前10時すぎ、米原市伊吹で土砂崩れが起き、住宅1棟や道路に土砂が流れ込みました。これまでにけが人や逃げ遅れた人は確認されていないということです。

 米原市は伊吹地区の127世帯313人に警戒レベルで最も高い「緊急安全確保」を発令していて、住民43人が小学校に避難しているということです。

 また、土砂崩れの影響で、県道551号は一部通行止めとなり、復旧作業が進められています。

 (避難している住民)「あの道(県道551号)がきれいにならないことには生活できない。だからどこかの親戚を頼らないとしょうがない」

 土砂の撤去は2日以降も続くということです。