7月2日(火)の近畿地方は、断続的に雨が降るでしょう。雷を伴い、激しく降るおそれがあり、引き続き土砂災害に警戒が必要です。

 1日(月)は梅雨前線が近畿地方に停滞し、非常に暖かく湿った空気が流れ込んで、大雨になりました。この状況は2日にかけても続き、広い範囲で雨が降ったりやんだりするでしょう。1時間に30ミリ以上の激しい雨の降る所もありそうです。これまでの度々の大雨で地盤が緩んでいて、少しの雨でも土砂災害の危険度が高くなる可能性があります。

 2日の夕方にかけて予想される24時間雨量は、いずれ多い所で、北部100ミリ、中部と南部は120ミリの予想です。中部ではその後も50ミリの雨が予想されています。2日も気象情報に留意し、崖や斜面など危ない場所には近づかないようにしてください。

 予想最低気温は22~25℃くらいで、熱帯夜の所があるかもしれません。日中の最高気温はだいたい28℃前後、和歌山は30℃の予想で、日中のムシムシした不快さも続きそうです。

 この先は北部を中心に雨の降る日が多いですが、3日(水)は広く晴れ間が出るでしょう。大阪は34℃、京都は35℃まで気温が上がり、蒸し暑くなりそうですので、熱中症に警戒が必要です。