京都の祇園祭のハイライト、山鉾巡行の順番を決める「くじ取り式」が行われました。

 7月2日の京都市議会の議場。羽織袴を身にまとった山や鉾の代表者たちが、一堂に集まりました。

 祇園祭の「くじ取り式」は、前祭と後祭で行われる山鉾巡行の順番を決める儀式。室町時代の「応仁の乱」の後、巡行の先頭をめぐる争いを避けるために始まったといわれていて、順番が決まっている10基を除く24基の代表者がくじを引きます。

 前祭の巡行で、先頭の長刀鉾に続く「山一番」となったのは、24基全体の7番目にくじを引いた「油天神山」です。

 前祭の巡行は、7月17日に行われます。