兵庫県高砂市内で酒を飲んだ後に車を運転したとして、24歳の自衛隊員が停職3か月の懲戒処分を受けました。

 7月2日付で停職3か月の懲戒処分を受けたのは、陸上自衛隊姫路駐屯地の中部方面特科連隊に所属する3等陸曹(24)です。

 姫路駐屯地によりますと、3等陸曹は去年11月、高砂市内でビールとハイボール合わせて10杯を飲んだ後、自分の車を運転したということです。

 3等陸曹は運転中に警察に検挙されたことから、事態が発覚したということです。

 陸自側の聞き取りに対し、3等陸曹は、「酩酊しており記憶がありません。深く反省しています」と話しているということです。

 中部方面特科連隊長の米村謙一1等陸佐は、「このような規律違反は自衛官及び社会人として絶対にあってはならない行為であり、誠に遺憾です。今後このような事案を起こすことがないよう隊員個々の遵法精神を向上させるよう服務指導などを徹底し再発防止に万全を期す所存です」としています。