滋賀県高島市の住宅に遺体を遺棄したとして、65歳の男が逮捕されました。遺体は叔父とみられ、腐敗が進んでいたということです。

 死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、滋賀県高島市に住む無職・尾崎清次容疑者(65)です。

 警察によりますと、尾崎容疑者は、今年4月~7月までの間に、自宅に遺体を放置し遺棄した疑いがもたれています。

 遺体は、尾崎容疑者の80代の叔父とみられ、ことし4月ごろから姿を見ないことを不審に思った近隣住民が、高島市内の福祉施設に連絡していました。 

 その後、福祉施設の担当者が自宅を訪問したところ、遺体を発見し、1日午後、警察に通報したということです。

 遺体はベッドの上で仰向けの状態で腐敗が進んでいましたが、着衣の乱れや目立った外傷はなかったということです。

 尾崎容疑者は、警察の調べに対し「間違いありません」と容疑を認めているということです。

 警察は事件の詳しい状況や遺体の身元の確認を進めています。