犯罪組織から詐欺の被害金などの資金洗浄を請け負っていた「リバトン」をめぐって、大阪府警は3日に藤井亮平容疑者(41)らメンバー8人を再逮捕したと発表しました。

警察によりますと、リバトンは傘下に約500社のペーパーカンパニーを抱え、それぞれの法人名義の銀行口座を不正に集約。約4000の口座を、資金洗浄のために悪用していたとみられています。

リバトンの口座には、犯罪組織などから約600億円の入金があったことが確認されていて、京都府警が今年2月に摘発した賭け麻雀サイトの資金洗浄などにも関与していたということです。